ごあいさつ
-院長より-
令和7年4月に、院長に就任致しました針原康です。
東和病院は、東京都足立区の東部に位置し、昭和62年に地域医療に貢献する病院として開設されました。現在では、一般病床192床に加え、療養病床107床を有する病院となっており、地域における医療と介護ケアの提供に努めております。
日本は現在、世界でも類をみない超高齢化社会を迎えています。本来、長寿は人々の願いでしたが、人々の考え方や社会の仕組みが、高齢化という変化とそのスピードに追いついていけないと、かえって逆に人々の不安の原因となってしまいます。
長い人生を健康で幸せに過ごすには、働き盛りの時から糖尿病、高血圧、腎臓病、脳卒中といった生活習慣病への対応やがんの予防、早期発見、治療を行うとともに、高齢になってからもリハビリテーションやケアを含む幅広い範囲をカバーする医療、介護がとても重要です。
こうした状況の中で、東和病院は一般病床に加え療養病床を持つ強みを生かして医療を提供するとともに、人間ドック、健診事業を通じて、地域の人々の病気の予防にも貢献しています。
また、隣接する特別養護老人ホーム「イーストピア東和」、介護老人保健施設「ホスピア東和」との連携にも力を入れています。
東和病院は、超高齢化社会という新たな状況における地域病院のあり方を今後とも模索し、地域のニーズに応え人々に選んでもらえる病院を目指して、努力してまいります。
医療法人社団大坪会 東和病院 院長 針原康